競馬オッズ断層から軸を見つけるには?【上級者向けオッズ理論】

競馬の買い方は人それぞれ、さまざまあると思いますが

代表的なものとすると

• 軸を決めて相手に流す
• 勝馬がわからないのでボックス買い

この２つくらいでしょうか。

で買い目点数が少ないのは当然軸から流すパターンですよね？

ただし軸を間違ってしまうと当然馬券も外れちゃいます。

なので軸選びは相当根拠がないといけませんが

今回はレースでの軸を抽出する方法を紹介します。

若干オッズ理論としては難しいですが（笑）読んでもらったらナルホド！と

思ってもらえると幸いです。

オッズ断層と枠連人気から軸指定!

上の表は2021年11月14日(日)阪神競馬場第4レースの朝イチオッズ表です。

でこのレースのポイントなんですが

• 1番人気の信頼度
• オッズ断層
• 複勝オッズ
• 枠連人気

と項目は多いのですが順番に見ていけば正解にたどり着けそう（笑）

という事で一つずつチェックしていきましょう。

まずは何はともあれ1番人気の確認をします。

1番人気は3番で

単勝オッズ4.1倍、複勝オッズは1.3倍でした。

複勝オッズは若干売れているものの、単勝オッズ4.1倍というのは微妙な感じ。

ただしデータマイニング指数では

タイム型及び対戦型ともに1位なので全く無視するのはできません。

つまり1番人気3番は軸として推せませんが相手筆頭候補としておきます。

次にオッズ断層をチェックしてみます。

オッズ断層はわかりやすいのですが大きな断層があるのがわかりますか？

• 7番：グッドフェイス　単勝オッズ　7.4倍
• 10番：エターナルビクトリ　単勝オッズ　15.6倍

7番と10番の間は2.1倍という大きな単勝オッズ断層がありました！

実はこのオッズ断層がこのレースの最大のキモといっていいのですが

オッズ断層内で決着する可能性がかなり高い！

といえます。

ただし複勝オッズにおいて

10番の複勝オッズ1.9倍と売れている、かつ

複勝オッズ異常となっているので10番は相手としてのこしておきましょう。

※一見、10番を軸にしてもおかしくないオッズなんですが先ほどお伝えしたオッズ断層を超えて馬券に絡むのは厳しいと判断しました。

さらに複勝オッズも確認してみます。

複勝オッズでは今お伝えした10番以外に上位の複勝オッズを単勝オッズ順に再度チェックしてみましょう。

10番の複勝オッズ1.9倍は先ほどお伝えした通り、

断層下でかなり売れているので軸にしたい所ですが今回は

オッズ断層を超えて馬券に絡む可能性は低いと見て相手までと予想。

軸になりうる馬は断層以内の6頭から探します。

となると複勝オッズから11・6・12番が甲乙つけがたいのですが

決め手に欠けます。

では最後のチェックとして枠連人気を見てみましょう。

朝イチのオッズでは

３－８

７－８

３－７

の順番で売れていますよね？

3枠は単勝オッズ1番人気ですが8枠が枠連人気において

1番人気及び2番人気となっているのがわかります。

という事は8枠が馬券に絡む可能性が高そう！！

つまり単勝オッズ断層、そして複勝オッズからでも

8枠2頭がいずれも該当していることから

軸は8枠2頭から。

そして相手も単勝オッズ断層以内の馬プラスとてもアヤシイ複勝オッズの10番を入れて馬券を組み立てます。

馬連はフォーメーション

11・12→3・11・6・12・9・7・10の合計11点買いで勝負です。

さて結果ですが・・・

軸にして指定した8枠12番は結果的に1番人気となって人気通り2着を確保。

3着にも8枠11番が入りましたね！

そして1着馬は6番人気でしたが単勝オッズ断層以内の馬でした。

あと複勝オッズで気になった10番は4着と惜しかったですね！

もし10番が馬券に絡んでいたら高配当となっていましたが流石にオッズ断層は超えられなかった、という事になります。

馬連７－１２　3,420円は1番人気絡みとしてはまずまずの配当となりました！

という事で最後に振り返ってみると

オッズ的には混戦模様でしたが

オッズ断層で馬券に絡む馬を絞れるかどうか？

そして

複勝オッズと枠連人気で馬券に絡みそうな馬を抽出できるか？

がわかれば正解にたどり着けます。

ちょっと手順が多くて上級者向けだとは思いますが

見るポイントはいつもと同じなので是非オッズパターンと予想の手順を見ていただければ幸いです！

まとめ

今回は競馬オッズ断層から軸を見つけるには?【上級者向けオッズ理論】