競馬の楽しみの一つとしていろんなファクターから予想できるというのがありますよね。
血統・タイム・スピード指数・オカルトなどあげだしたらキリがありませんが、独自の予想を研究したり競馬新聞の予想にのってみるというのもあります。
そんな星の数ほどある競馬予想の一つに一流騎手を狙うという方法もあるかと思います。今回はデータを分析してみて一流騎手を狙えば競馬で勝てるのかについて調べた見ました。
一流騎手の定義
いわゆる一流騎手といわれるジョッキーはどれくらい勝ち星をあげているのでしょうか。まずは2019年のデータを見てみましょう。なおココでは私の馬券の中心である3着以内確率を表記しています。
- ルメール:.562
- 川田:.562
- 武豊:.407
- 福永:.422
- 戸崎:.412
- 三浦:.315
- 松山:.287
- デムーロ:.415
- 田辺:.351
- 北村友一:.366
- 丸山元気:.271
- 岩田:.308
- 和田:.251
- 池添:.260
- 幸:.256
勝ち星の上位から順番に表記してみました。このことからわかる事はルメールや川田の複勝を毎回買っていけば少なくとも2回に1回は馬券に絡んでくるという事です。
「毎回買ったら儲からないだろ!」
確かに全レース購入していたら破綻してしまうのですが、まずはデータだけを見てくださいね。ここで言いたいのはリーディング上位騎手であるほど馬券内に入ってくるので、これを予想に使わない手はありません。
一流騎手は競馬で勝てる計算ができる
話は変わりますが、みなさんはパレートの法則っていうのをご存じでしょうか。いわゆるマーケティング用語なのですが、 別名2:8の法則ともいわれています。
簡単にいうとお店の売上は約2割の売れ筋商品でお店全体の8割の売り上げを占めるという法則です。
実は競馬のリーディングでも同じ法則があてはまり年間の競馬の勝ち星の約8割は上位リーディング2割の騎手で占められているのです。
では騎手が一流かどうか、見分けるにはどうするかというともう答えが出ていますよね。毎年の年間上位騎手を見て見れば一目瞭然。上位騎手がそのまま一流騎手となります。
上位騎手は毎年変化する?
結論から申し上げると上位騎手の成績は毎年それほど変わりません。
逆に競馬予想で勝率をあげるためには上位騎手を外しての馬券は考えられないのです。
たまに超一流の短期免許を取得した海外のジョッキーが来るか、有望な若手減量騎手が上位に食い込むくらいで勝率や連対率は去年のデータから劇的に変化することはないのです。
ではなぜ騎手の勝率や連対率は変化しないのでしょうか。
上位騎手は馬に恵まれている
素人の私がいうのもなんですが、上位騎手とあまり勝てていない騎手の腕の差はプロだからあまり違いはないように思えます。
ではなぜ成績が天と地ほど違うのかというと運と結果ではないかと推測できます。
競走馬にはいろんな人間関係が交錯しています。
- 馬主
- 調教師
- 騎手
- 生産者
などなど、さまざまな想いをのせてレースに参加するのです。参加するのであれば賞金を得られないといけませんよね。
確かに競馬においては馬7、騎手3の割合で走るともいわれていますが、騎手の導きがないと勝てるレースも落としてしまう可能性だってあります。
逆にいうと結果が出ていないけど腕っぷしのいい騎手は申し訳ありませんが3流のジョッキーといわざるを得ません。そして命の次に大事なお金を投資する以上、3流のジョッキーに賭ける事は避けてほしいのです。
つまり結果が出ていない騎手の馬券を買うのはドブにお金を捨てているのと同等くらいの気持ちで賭けてほしいと思います。
語弊のないようにお伝えすると私の競馬理論では一流ジョッキーでの買い方を推奨しているのですが、穴馬券や3連単馬券ではまた違う視点での買い方があると思います。
また私はいわゆるローカル競馬には手を出さない主義です。ローカル、特に3場開催の場合だとそれこそ上位騎手ではないジョッキーが大活躍する舞台でもあるのでその辺りも肝に銘じて馬券検討をしてくださいね。
まとめ
今回は競馬は一流騎手から予想できるのか?についてお伝えしてきました。
競馬予想は正解というものがありません。一流騎手から買うのもよし、好きなジョッキーから流してみるのもアリです。しかし、データ上一流騎手の馬券を見逃すことはできませんよ。
毎週公表されているリーディングジョッキーを1分でもいいので眺めて見ましょうね。意外な馬券ヒントが隠されているかもしれません。
本日は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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