今回は2025年12月7日(日)中京競馬場第11レースにて行われた
第26回チャンピオンズカップ(GⅠ)をいつもの通り朝イチオッズで振り返ってみたいと思います。
さて今回のポイントはなんといっても
3歳最強ダート馬、ナルカミの取捨でした！
という事で早速オッズを確認してみましょう。
オッズでわかる危険な人気馬
上の表は朝イチのチャンピオンズカップのオッズですが
一見1番人気12番ナルカミだけ突出した人気のようですが・・・
以下を押さえておけばナルカミが危険な人気馬という事がオッズだけで見えてきます。
✅ ① 単勝1番人気なのに「複勝が全く信用されていない」
12番ナルカミは
- 単勝：2.6倍（1番人気）
- 複勝：1.6〜1.9倍
一見すると堅そうに見えますが、重要なのは複勝の投票数です。
ナルカミの複勝オッズは1.6倍で正直1.5を切っていない時点でかなり怪しい。
つまり1番人気の馬としては明らかに低評価です。
言い換えれば
「頭では売れているが、馬券圏内の信頼度では評価されていない」
という、非常に危険なオッズ構造になっています。
✅ ② データマイニング指数が人気にまったく見合っていない
● データマイニングタイム型指数
- ナルカミ：1.52.29（14位）
→ 下から数えたほうが早いレベルです。
1番人気なのに、能力指数は下位グループ。
● データマイニング対戦型指数
- ナルカミ：54.9（7位）
→ これも完全に下位。
過去の相手関係・実績面でも裏付けがないという評価です。
ちなみにデータマイニング指数は地方競馬・海外競馬帰りだと指数が落ちる傾向がありますが
私は基本、指数を重視しますので悪い指数の人気馬は疑っています。
✅ ③ 「オッズだけ走って、データが全くついてきていない」最悪の形
ナルカミは
- 単勝 → 1位
- 複勝 → 1.6倍で票が伸び切れていない。
- タイム型 → 14位
- 対戦型 →7位
というように、
「人気」だけが先行していて、
能力・安定度・実績の裏付けが完全に欠落している状態
になっています。
これはオッズ理論的には
「最も飛びやすい1番人気の型」です。
✅ ④ 他の人気馬と比べると“買われ方の質”が違いすぎる
例えば上位の他馬は、
- 単勝＋複勝が連動して売れている
- タイム型・対戦型の少なくともどちらかが上位
という「人気に論理的な裏付け」がありますが、
ナルカミだけがオッズと指数の整合性が完全に崩れています。
🎯 結論
12番ナルカミは単勝2.6倍の1番人気に支持されていますが、
複勝はそこまで信用されておらず、さらにタイム型・対戦型のデータマイニング指数はいずれも下位。
オッズだけが先行し、能力と実績の裏付けが全く伴っていない「最も危険な1番人気の形」と判断できます。
となれば話は簡単で
馬券になりそうな馬を探すだけ。
となると
まずは気になるのは
2番人気2番ダブルハートボンド
2位ながらデータマイニング指数はともに1位で人気でも逆らえず。
そして穴馬として2頭、
6番人気9番アウトレンジ
7番人気7番ラムジェット
この9番と7番は複勝オッズにおいて上の5番人気16番ルクソールカフェより複勝が売れており
かつデータマイニング指数タイム型において2位＆3位と高評価となっていました。
という事で馬券は
2番9番7番軸で相手は上位人気流しで勝負です。
結果は
1着は最終3番人気の2番ダブルハートボンド
2着に最終2番人気の8番ウィルソンテソーロ
3着に穴馬最終7番人気の7番ラムジェットが入って的中。
馬連２－８ ２，３００円は人気馬同士ながらまずまずの配当。
３連複２－７－８ ８，７００円も好配当でした。
という事で
1番人気が来るか、来ないかはオッズ理論において
非常に重要な指標なので勝負するしないはおいといて
オッズでまずは予想してみてください。
これだけでも的中精度はグンとあがりますよ。
まとめ
今回はチャンピオンズカップ【2025】振り返り!!1番人気ナルカミが危険な人気馬だった理由
をお伝えいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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