競馬の仕組みや面白さを知れば知るほど1番人気の馬を信用してしまうって事ありませんか?私は1番人気を蹴っ飛ばすなんてことは到底できません。
私は心理学を習った事はありませんが、1番人気だから軸は固いんじゃないかとか1番人気から予想を組み立てていけば当たりにつながると勝手に思い込んだりしちゃいます。
今回は競馬に絶対はない!というお話をしていきますのでよかったら読んでくださいね。
グリグリ一番人気が勝つ確率ってどれくらい?
競馬新聞の馬柱で◎が予想記者全員並んでいるパターンをよく見ませんか?私の感覚ですと1日12レースあるとしたら少なくとも1レースは必ず出現します。
いわゆるグリグリの1番人気っていうやつですよね。さてこの1番人気が1着になる確率というのは…
統計を取ったわけではありませんがおそらく50%あるかないか、もしくはそれ以下だと思います。ちなみにグリグリ1番人気の単勝オッズは
1.5倍前後の事と私は認識しています。つまり1.0倍に近づくほど競馬用語でアタマが固いというレースの見立てになります。
鉄板級の馬でも負ける時はアッサリ負ける
2020年3月に行われた第68回阪神大賞典においても鉄板級の馬が出走しています。
https://twitter.com/penguin66/status/1208735331010269186
2020年現役馬の中でも屈指の実力馬、キセキが前走有馬記念から約3か月の休養を経て出走してきました。
ちなみにキセキは3歳時にG1菊花賞を勝利し、古馬になってからもジャパンカップ、大阪杯、宝塚記念で2着に入るなど実績は折り紙つき。
競馬予想紙でもほぼ◎がついて最終単勝オッズは1.6倍とダントツの1番人気となりました。
しかし、キセキはレース直後まさかのゲートから出ず、大きなハンデとなりました。その後も川田騎手が何度も気合をいれつつ、一時は先行勢にとりつきましたが長距離での立ち遅れが致命的となり馬群に沈む結果となりました。
キセキがらみの馬券は当然ハズレという事で今回も無観客レースで川田騎手も内心ホッとしたかもしれません。もしキセキが普通にゲートを出ていたらまた違った結果になっていたかもしれませんからね。
1番人気でも下位人気の馬でも結局走ってみないとわからない
競馬の予想を難しくしているのは心を読み取る事ができない馬が走っているからだと思います。私は競馬意外の競艇や競輪をしたことがないのであくまでも想像なのですが、ある程度人の力量が入ったレース結果がでるのではないでしょうか。
逆に競馬は馬がヨーイドンで走るレースなので馬の闘争本心がないとレースに勝てません。
でも馬にやる気があるのかないのか、ハッキリいって走ってみないとわかりませんよね。私は20数年競馬を愛してやまないのですが、パドックで馬の気配をみてもまったくわかりません。
そして厄介なのは人気のある馬ほど馬がよく見えてしまうんです(笑)。もしパドックで馬の見方が分かる人には教えてほしいくらいレースを難解にしてしまいます。
また、レースにおいてはスタートの出遅れだけではなく、予想外の事も起きる覚悟をしておく必要があります。
例えば
- 落馬
- 直線で前がふさがって詰まる
- ジョッキーのレース配分ミス
などあげていったらキリがありません。
なので健全に競馬を楽しむためにも1番人気の馬に賭けようが、穴馬から勝負しようが何が起こっても常に冷静な気持ちでレースを見るようにしたいですね。
と書いてみたものの、私も人の子ですから軸馬が出遅れたり、どん詰まりした時には我を忘れて声を出してしまう事もよくあります(笑)。
今回は自分自身への戒めでもありました。
まとめ
今回は1番人気の馬でも何が起こるかわからない!というテーマでお伝えしてきました。
1番人気の馬とはいえ、同じ馬同士ですから大人と子供くらいの力量差は絶対ありえません。ディープインパクト級の馬くらいじゃないと信用してはいけませんよ!
今回は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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